「昇給したはずなのに、銀行に振り込まれる額(手取り)が全然増えていない…」
20代〜40代の多くの人が抱えるこの疑問。実は気のせいではなく、本当に「手取りが減りやすい構造」になっているのです。
手取りを減らしている正体は「社会保険料」
給与明細を見ると、税金(所得税・住民税)のほかに「健康保険料」や「厚生年金保険料」が引かれていますよね。実はこの**社会保険料率が、過去十数年にわたってジワジワと引き上げられてきた**のが最大の原因です。
例えば、厚生年金の保険料率は2004年から毎年引き上げられ、現在は18.3%(労使折半で個人負担は約9%)で固定化されましたが、健康保険料や介護保険料は地域や年齢によって今も上がり続けています。
なぜ社会保険料は上がり続けるのか?
トップページのシミュレーターを見ていただければ一目瞭然ですが、国家予算の中で最も膨張しているのが**「社会保障費」**です。
少子高齢化によって、医療や介護を必要とする高齢者が増える一方で、保険料を納める現役世代は減っています。足りない財源を補うため、現役世代一人あたりの負担(社会保険料)を少しずつ増やして対応してきた結果が、「手取りが減る」という現象を生み出しているのです。